渓流に憑いて廻る危険生物ファイル

 

危険生物 其の一 月の輪熊  


日本では、本州全域、四国、九州では絶滅したらしいが、絶滅危惧種にしていされている。

身長は50cmから最大で180cm、体重は100K〜150Kと、北海道の樋熊と比較したら、小柄ではあるが、人間がまともに相手出来る様な代物ではない・・・・

木へ引っ掻き傷等、痕跡を見る限り、腕力は人間の数十、数百倍はあるのかも知れない・・・^^;

日本でも、月の輪熊による神隠し騒動や、殺傷事件が後を絶たないが、普段、人間に対し、臆病と云われる月の輪熊であるが、実際に向かって来たら、怪我は保々当たり前、3頭もいたら二日、三日で骨の髄まで食われて跡形も無いとまで言う人のHPも拝見しましたが、実際、鋭利な爪と発達した牙を見ても、凶暴性が伝わって参ります。

命を落とさないための防御の方法を知っておいた方が良いと、それくらいに危険動物で有る事を覚悟して、入渓して頂きたいと思います。

春先は、比較的、山里近くの谷にいる事もあると云われます。

特に小熊を見たら、近くに親熊もいる可能性が高いので危険です。

また、夏場の盛り時期も危険、谷に集まると聞きますので、御注意願います。

月の輪熊の痕跡写真集

危険生物ファイル 其の二 マムシ  
 


通常で50CM程、最大で1Mと、他の日本で生息する毒蛇、ハブ、ヤマカガシと比較したら小さいが毒性はハブよりも強くて、大人が咬まれても致命傷を負う危険がある危険生物の一種。

日本全土に生息して、口から赤子を産むと云った、特殊な卵胎生の生き物で、一度に5匹〜10匹以上産む。

柄場等、時々見かけるが、手をついた所にマムシがいる事も考えられますので、注意して入渓願います。

また、枯葉や枯れ木と見分けが付き辛いほど、保護色の持ち主なのか、色々違ったマムシがいるので注意が必要。

咬まれた時の対処法も知っておいた方が良い。



拾って来た写真ですが、日本で懸賞金が付くほどの幻のツチノコに風貌が似ていたので載せます 笑

それは、無いとして、マムシでも無いようです・・・

恐らく、ヤマカガシが何かを飲み込んだものか、受胎しているものと思われますが・・・・

ヤマカガシについても、昔は無毒とされていたが、1972年にある少年が咬まれて死亡・・・・

それ以来、毒蛇である事が判明した。

何れも、知識として知っておいた方が身の為である。

 

危険生物ファイル 其の三 スズメバチ  

最も身近で、熊よりも年間死傷者を出すのが、スズメバチである。

夏から秋にかけて、都会の住宅街でも、集団で巣を作る事も稀でない。

渓流で、気を付けなければならないのは、枯れ木の中で巣を作っているケースがある。

気が付かずに近づいてスズメバチの大群に襲われる事も想定し注意が必要。

巣は時々見かけるが、決して近くに寄ってはならない。

また、黒い物に攻撃性を示す事から、恰好にも注意が必要である。

と云う自分は、何時も黒っぽい格好して入渓していますが・・・^^;

恐怖のスズメバチ
 
危険生物ファイル 其の四 メジロアブ  
 

此れも、渓流釣り師にとっては、厄介な危険生物である。

ちょっとした藪に入れば、メジロアブの大群に襲われる事もしばしば・・・

刺された瞬間に激痛に見舞われ、数十分後から酷い痒みと腫れに見舞われるので、御用心を・・・

恰好は長袖シャツ、入渓前に、虫よけスプレー、ハッカ水、タイガーバームが効果的。
 
 
危険生物ファイル 其の五 猿  

里山や、ドライブウェイなど群れで見かける事がしばしばある。

家の庭にも時々猿が出没します 笑

渓流に出向けば、猿は付き物。

一見、可愛らしく見えて、凶暴な一面もある・・・

特に単独行動しているハナレザルは危険らしい・・・

渓流釣りでの注意点としては、猿の群れを見かけても目を合わさない事。

目をひん剥いて、飛び掛かって来るので御用心を・・・・

そして、猿の近くで、物を食べたりしない事を心掛けましょう。
 


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