恐怖の危険生物シリーズ第一弾
恐怖のスズメバチ

- 危険性 -

私が渓流釣りで、もっとも危険を感じる生き物、熊やマムシ等危険動物もさることながら、やはりスズメバチの存在は無視しては他ならない。

最も、遭遇しやすく、集団で襲われたら逃げる事出来ないからだ。



そして、最悪のケースとしては、アナフィラキシーショック症状で、呼吸困難、嘔吐等の症状から、死に至るまで・・

年間死傷者の数で云えば、熊やマムシに比べたら遥かに多い事と、特に渓流釣りの様な山岳地帯においては、スズメバチのテリトリー内での釣りをしている様なものでもある。

カブト虫のいる所には、スズメバチもいる・・・

渓流など山岳地帯は湿度も高く、樹液の出やすい環境もある。

そう、スズメバチは木の樹液が好物。

啜りに集うのだ。

危険な時期としては、夏期から初秋にかけて、活発に活動し巣も作る。

気付かずに巣の傍は通り、スズメバチの集団に襲われる危険性も秘めないのである。

特に、山岳地帯や草原、雑木林等では、土の中や草陰、木の割れ箇所等、分り辛い場所、スズメバチにとっては安全な場所なのでしょうが、そんな場所で巣を作っている事も多いので、私の様な、渓流と云うより、源流釣りを主にしているものにとっては、気が付かずに巣を踏みつけ、スズメバチ集団に襲われる危険性は大いにあるのである。

幸い、此処数年渓流釣りを嗜んでいますが、巣は所々で見かけましたが、襲われずに済んでいます。

しかし、明日は襲われるかも知れない。

したがって、最低限の知識を身に付けなければ安全は保たれないと思います。

私に限らず、他の渓流釣り、登山、山菜取り、キノコ狩り等される方も是非参考にして、注意して頂けたらなと思います。

下写真画像は、拾ってきてお借りしているものですが、とても良い参考資料となります。

スズメバチは、この様な場所でも巣を作り生きていると云う事です。

雑草に隠れている巣 雑草に隠れている巣 土の中に隠れている巣


 - 種類・特徴 -

日本に生息するスズメバチは多種多様で、全て危険なハチでは在りますが、中でも、体長3~5cm程あるオオスズメバチが、最も危険なハチとして知られています。






- 予防 -

渓流釣り等、山岳で遊ばれる方は、長袖、長ズボン、帽子をかぶる等を徹底しましょう。
そして、ハチの習性として、日中は黒いものに攻撃するらしいですので、衣類の色等も注意した方が安全かと思います。

刺された後の処置として

もしも、刺されたら其の場所から、逃げる事が更なる危険回避予防となる。
(一匹のハチが巻き散らした毒噴により、多数のハチが詰め寄り集団で攻撃する習性をもっている)

50m離れた後、刺された患部の処置を執る事。

<方法>

1.患部を流水で洗い流す。
2.患部を手で絞り出すように毒を抜く。
(毒を抜き出す器具も市販されているので、常備すると良い)
3.虫刺されの薬を塗る。
4.アナフィラキシーショック症状が出た時は、アドレナリン自己注射キッドを持つ事も出来る様になったと云う事で、普段から常備出来れば効果的と思われます。
5.直ちに医療機関に診断して貰ってください。

- アナフィラキシーショックについて -

ハチに刺された時に、発祥すると云うものだけとは限りませんが、以前、ハチに一度刺されて、2回目以降に刺された時に、引き起こすアレルギー症状により、体内が異常反応起こして、最悪死に至ると云ったものも、アナフィラキシーショック症状と云われる・・・

抗体が出来ずに、アレルギー反応を示す人がなる症状の一つ。

とにかく、されど昆虫、特にハチ、スズメバチには十分注意して、頂きたいなと思います。

- 部屋や車等に入ってきたときの対処方 -

あくまでも、私の経験談ですので御参考までですが、スズメバチに刺激を与えると急襲の恐れがあります。窓を開放し逃げてくれるのを待つのが得策。

また、強力殺虫剤があれば、それを噴射する方法、ハエ叩きで一撃で仕留めるのもありか、ですが、どちらも外した時には、スズメバチに刺激を与える事となる・・・

急襲される危険も秘めますので、どちらにせよどれも御用心が必要になるかと思います・・・

ハエ叩きよりは殺虫剤の方がいいかな^^;

<殺虫剤について>




アース製薬株式会社

殺虫剤もその用途により、様々・・・

ゴキブリ専用やハエや蚊専用とどれもどれにも効きそうな気も致しますが、例えば、この様なスズメバチ専用殺虫剤とかも売っているということで紹介させて頂きますが、頻繁に山岳地帯に入る方は、万が一に備え、此れを携帯する策は、少なくとも危険減少、また予防に繋がっていく事と思います。

更には、飛距離噴射出来るジェット式噴射スプレーがならば、寄り効果抜群。


一寸可哀想な気もしますが^^;

戻る
inserted by FC2 system